SD法による催眠感受性尺度の印象評定


武居将志,長谷川明弘 (2020)

SD法による催眠感受性尺度の印象評定

日本催眠医学心理学会第65回大会,プログラム・抄録集,pp.18-19:2月2日,東京文京区・東洋学園大学

 

  • 概要:催眠感受性とは,変性意識状態を喚起するために提示される暗示に対する反応特性である。本研究では,スタンフォード催眠感受性尺度を元に暗示の表現形態の異なる3種類の暗示文(統制群,直接暗示文群,間接暗示文群)を作成し、SD法によって印象評定し,どのような差があるのかを検証した。暗示文の表現形態を変化させることが印象評定に影響を与える可能性があることが見出され、直接暗示文群は他の2群に比べて「かたく」「重く」「気持ちのわるい」印象を与えることが示された。
  • キーワード:催眠,暗示,催眠感受性
  • 備考:本報告は、第1発表者が東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科へ提出した修士論文の一部である。
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SD法による催眠感受性尺度の印象評定-抄録・提示資料
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