催眠とは、ある人物が他者や状況を注意深く観察しながら、通常は意識されない状態に注意を向けるように「特殊な」会話や合図(暗示)を用いる過程において、人間が本来有している心理的・生理的反応や機能、能力が顕在化した状態である(長谷川,2019a)。
特別な能力ではなく、誰にでも起こり得る自然な現象です。
催眠は以下の5つに分類できます。
用途によって意味や役割が大きく異なります。
主な目的は以下の通りです。
「人を支配するために使う」という考えは誤解であり、適切ではありません。
できません。
催眠によって人を操ることはできず、信頼関係が基盤にあって本人の意思と協力が必要です。
いいえ、特別な能力ではありません。
催眠は人間が有している自然な現象であり、誰でも経験することが可能です。
主な理由は以下です。
催眠誘導の基礎は短時間で理解可能です。
高額講座を検討する際は以下を確認してください。
以下を確認してください。
催眠のみを看板にした機関には注意が必要です。
【催眠の知識を深める①】
2015,東洋英和女学院大学心理相談室紀要18巻, p56-66
催眠を基軸として起源から現代までの臨床心理学の歴史を振り返った。構成は大きく3部に分けた。第1部は、原始治療から精神分析的心理学までである。第2部は、ドイツでの心理学の成立からアメリカでの臨床心理学の創始期、そして行動科学との関連に注目している。第3部は、日本における心理学に関する専門職の国家資格の歴史について述べた。
【催眠の知識を深める②】
2001,心療内科,第5巻第5号, pp336-341
催眠に対する誤解をとき、理解を深めるために誘導のプロセスについて説明を行った。「定式的な催眠誘導法」だけでなく近年注目が集まっているミルトン・エリクソンに始まる「自然な催眠誘導法」についても解説を行った。
【催眠の知識を深める②】
催眠は時代遅れか? 心理療法統合におけるMilton H.Ericksonの逆襲─Milton H.Ericksonの実践におけるコア・コンピテンシーから考える─
2026,帝京大学心理学紀要 第30巻, p. 1-16
催眠を心理療法統合からみる上でミルトン・エリクソンを枠組みとして取り上げました。
またミルトン・エリクソンの事例を再構成して紹介しています。