長谷川明弘 (2010)
優越感と劣等感の間を揺れ動く対人緊張の強い学生の一事例,
ブリーフセラピーネットワーカー 第13号,pp22-38:ブリーフセラピーネットワークジャパン
2010年3月31日
▶概要:人との接し方が分からないので知りたいと訴えた学生に対する学生相談場面での事例を提示した。青年期の特徴であるアイデンティティの確立を模索するプロセスの中で、自己の確立と拡散の間で揺れる心象と不確実性の中の曖昧さからこぼれ落ちる事象を人生の中で意味づけることについて考察した。また事例検討会の指定討論者とのやりとりを収録することで、事例報告者との臨場感あふれる議論を再現した。さらに面接者の役割に関する考えだけでなく、事例報告者自身の関わり方の特徴を踏まえた今後の課題を提示した。
▶キーワード:学生相談、対人緊張、ライブスーパービジョン、夏目漱石、感情表現の模索
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