催眠と臨床動作法の密接な関係


 

長谷川明弘

催眠と臨床動作法の密接な関係-どこで区別できるのか-

催眠学研究,62巻,pp.38-40. 2024

 

 

本論では,臨床動作法は、催眠誘導の手続きを用いないで心理リハビリテイションとして支援すること目指して開発されました。臨床動作法の開発から60年近くが経過し、動作法と催眠法の関係を改めて考えてみる機会と位置づけて、両者をどのように区別できるのか、あるいはどこが共通なのかを考える機会になると良いと思って「トランス」をキーワードにして、トランス現象を引き出すのに催眠法の立場からアプローチするか臨床動作法の立場からアプローチするか、それ以外の心理学的な方法からアプローチするかという企画であると考えて催眠法と臨床動作法の関係に関して話題提供を行った。

討論を通じて、トランスの捉え方の相違による両アプローチの捉え方の違いが明確化された。

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長谷川明弘(2024)催眠と臨床動作法の密接な関係-どこで区別できるのか-(討論含む)
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