長谷川明弘
不安障害を支援する催眠法〔第Ⅲ部 心理面接における催眠適用と可能性 4〕,
田中新正・鶴光代・松木繁(編著) 2020 催眠心理面接法,pp.200-203
東京・金剛出版.2020 年11 月20 日発行(全250頁)
▶本論では、感情の中でも主に「不安」を取り上げ、催眠法を心理療法として不安に適用した際の研究論文の紹介と適用する上での工夫や実践例について取り上げた。
▶不安・恐怖を伴った主な精神障害-全般性不安障害と社交不安障害-の特徴を説明した。
▶不安や恐怖を取り上げて、それらに催眠の有効性が研究で示されていることを紹介し、さらに集団認知行動療法に比べて集団催眠療法がより有効であるという研究論文を紹介した。
▶催眠心理面接を実践する中で「ビデオ再生法」と「身体感覚への気逸らし」の適用や実践の中での工夫を示した。