パワハラ・ストレスに対するブリーフセラピーの模擬治療・治療実演・測定(6章)


長谷川明弘・小林能成 パワハラ・ストレスに対するブリーフセラピーの模擬治療・治療実演・測定,pp.177-205.

岡本浩一・長谷川明弘 (編)

パワハラ・トラウマに対する短期心理療法(ブリーフサイコセラピー)-ブリーフセラピー・臨床動作法・NLPの理論と実際 

2019 ,神奈川・春風社.

2019年3月28日発行(全300頁)

 

▶編著者(掲載順):岡本浩一、長谷川明弘

▶著者(執筆順):飯森洋史、小林能成、長谷川明弘、岡本浩一、大谷彰

 

 

シンポジウムの参加者の中から模擬面接での相談を持ち出す人(被験者)を募り、同意書をかわした上で実演を行った。他の参加者には相談チームの一員として関与を依頼した。

被験者(クライエント)には皮膚温や脈波などの生理測定機器を取り付けて面接と同時に測定が行われた。

被験者は十数年ほど前の職場での対人関係で生じていた嫌な出来事を今でも時々思い出すと話題にした。30分ほど前半の面接をした後、10分ほど休憩(ブレイク)をとってチーム内での意見交換を行った後、後半の10分間の面接を再開した。

被験者の中での自己評定が面接経過と共に好転した。

最後に、参加者との質疑応答が行われた。上記の経過を文字に起こして写真と合わせて掲載されている。

 

分担:長谷川明弘・小林能成

 備考:生理測定は、小林が担当している。