家族の関わりのパターンを変えて主体性を引き出した


長谷川明弘 (2009)

 

家族の関わりのパターンを変えることにより、主体性を引き出した1事例-システム論の立場から-,

全国大学保健管理協会 東海・北陸地方部会報告書 平成21年度,pp.50-52.

 

研修会名:全国大学保健管理協会(東海北陸地方部会)

事務局:斎藤清二(富山大学保健管理センター) 開催日時:2009年7月23日(木)~24日(金)

会場:パレブラン高志会館

 

 

▶パネルディスカッション(分科会)

「事例検討-教員・親との関係を考える」

日時:2009年7月23日(木)午後1時から午後5時までの4時間

 

▶事例提供者:長谷川明弘(金沢工業大学)

 家族の関わりのパターンを変えることにより、主体性を引き出した1事例

 

鈴木英一郎(三重大学)

不登校状態にある男子学生の母親との面接過程

 

各1例(60分) 2例を紹介

それぞれ30分程度の質疑応答、10分程度のまとめ

司会:鈴木健一(金沢大学保健管理センター)・細田憲一(福井大学保健管理センター)

参加者:保健管理センターのカウンセラーや看護師、保健師、教員、事務職員ら司会、パネリストをあわせて29名

 

 

▶概要:Aくんは、医師や保護者またB大学の職員からカウンセリングセンターの利用を薦められて、入学から2ヶ月が経過しようとした時期に初来談した。訪ねてきたAくんに進学までの経緯を尋ねると受験期の途中から教室へ行かなくなったという。授業がわからなくなっただけでなく、周りの人からどう見られているのかが気になりすぎたと振り返った。数回の面接の結果、学生が主体的になり、進路を決めていった。

 

▶キーワード:エナクトメント(実行の奨励) パターン介入

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