他者評価を気にしすぎて「力」が発揮できない対人不安の強い学生への臨床動作法の適用


長谷川明弘 (2010)

他者評価を気にしすぎて「力」が発揮できない対人不安の強い学生への臨床動作法の適用

-注意起点の移動によって体験様式の変化が生じた事例-

日本臨床動作学会第18回学術大会,東京・跡見女学園大学.プログラム・抄録集,pp.24-25:9月18日

  • 概要:学生は、自分の行動に自信が持てず、人の目が気になり、緊張が高まって力が発揮できないことを訴えて、学生相談を利用した。面接者は、他者評価を意識して緊張し、行動に制限が生まれている。また注意が最初に外に向かってしまうため、内的資源を活用できていないと見立てた。合計17回(約6ヵ月)の面接の中で臨床動作法を適用した。外界と内界を行き来する注意の流れは、面接前は、①他者による状態評価の推測から②自己への注意集中という2段階になっていたと考えられた。
    • 動作面接では、肩上げ、肩ひらき、あぐら座での軸づくりなどを導入した。その結果、①自己の状態確認から②他者の状態評価、そして③自己の状態評価へと3段階に変化したと考えられた。つまり注意の起点は、他者による状態評価の推測から、自己の状態確認へと移動して、体験様式が変化したと考えられた。面接経過では、MMPIによる3時点の結果も交えて報告した。
  • キーワード:他者評価 対人不安 注意起点の移動
  • 備考:当日提示した資料と抄録があります。
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