- 担当時期:2004年度~2012年度
- 担当機関:金沢工業大学
修学基礎 Basic Style for Study 半期 2単位(通年 4単位) 1年次
- 概要:本科目は、1年次生を対象としており大学教育に慣れるため(初年次教育)の講義である。
受講生に対しては、学習や生活に取り組む態度と方法を体験させたり、自己管理力と日本語表現力の重要性を認識し、自己実現に向かって、積極的かつ実践的な行動に取り組むように教育することに主眼がおいてある。通年の講義の中で入学時と1年次の終了時には、担当教員が学生の個別面接を行い、大学への適応状況を確認したり、進路の見通しや学習の仕方についての助言を行った。
具体的な講義内容は、学長や学生部長、教務部長、進路部長による講話を聴いて、自らの意見を織り交ぜながらレポートを作成したり、学内の施設や研究室を巡って、グループ内で意見を集約し、グループ発表ならびに質疑応答を行わせた。学習の仕方や学期毎・1年間の生活についても内省を促せるようグループ討議ならびにグループ発表を課した。
また科目担当教員が自由に内容を決められる講義枠では、読み書きの技法、ストレスマネジメント、健康教育、高齢者の「生きがい」の地域差をテーマにした講義を行った。講義実施前後に 科目担当教員が集まり、指導内容並びに評価方法の共有が図られた。
科目担当以外にも、修学アドバイザーと呼ばれる担任の役割を兼任し、学生からの質問・相談や退学・休学時の所見を記載したり、教員が必要と判断した場合には適宜面談を実施した。
修学基礎ⅠからⅣまで設定されており※、年間で4単位分が設定されている。
※大学の制度改革により、二学期制、三学期制、二学期制(四区分)がありシラバスが対応している。
- キーワード
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ポートフォリオ
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自学自習
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修学設計
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日本語表現力
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個人面談
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小論文コンテスト
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研究室訪問
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1年間の評価と目標設定
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人生設計・キャリアデザイン
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教科書
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参考書
学習教育目標、行動目標、評価方法、達成レベル、授業明細表については
学習支援計画書(シラバス)をご覧ください。