心理実践実習


  • 担当時期:2018年度~2023年度

※公認心理師養成が始まり、2018年度から開講された。

  • 担当機関:東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科

 

心理実践実習Ⅰ  半期(後期) 2単位 1年次

  • 英文科目名:Advanced Practical Training in Psychology 1
  • 担当教員:角藤 比呂志、小坂 和子、篠原 道夫、前川 美行、福田 周、長谷川 明弘
  • テーマ・内 容
    • 「第一実習施設」「心理相談室」にて実習を開始する。実習指導者の指導の下で、見学・観察に参加し、補助業務を経て段階的に担当ケース実習へと進む。 職業的倫理の実際を理解した上で、実習指導者に随行・参加しながら、支援の実践に触れる。コミュニケーション能力の育成と個別指導下で担当ケース実習を行う。
    • 支援現場におけるチームの一員として担当ケース実習に参加する。陪席・行動観察、実習指導者の活動補助、予診や受付業務、グループ活動参加等。 さらにこれら実習実践内容について授業内の「合同カンファレンス」への参加、「実習記録ノート」の作成と提出、実習担当教員による巡回指導等を通して指導を受ける。また、学生は実習において経験した担当ケース実習について、学外の専門家によるスーパーヴィジョンを受けなければならない。
  • 到達目標
    • 120時間程度の実習実践を通して、支援者としての基本的態度と指導下での担当ケース実習ができることを目標とする。
  •   授業時間外の学習(予習復習)
    • 実習後、毎回実習内容について「実習記録ノート」を作成し、提出する。
    • スーパービジョンおよび実習指導教員等からの個別の実習内容に関する指導を通して個別課題を設定し、次の実習活動の準備を行う。
  • 成績評価の方法・基準
    • 「心理実践実習自己評価票」等を基にした課題達成内容による評価。
    • 全体評価の基準として、担当ケース実習の開始に必要な基本的スキル修得の達成度を用いる。
  • 履修者への要望
    • 心理実践実習マニュアルを熟読し、設定した自身の課題について意欲的に取り組む姿勢をもつこと。
  • 教科書:心理実践実習 実習指導マニュアル 
  • 参考文献等:適宜指示する
  • 備考
    • 公認心理師資格科目である。
  • 授業計画
    • 第1回
      • 前期における「合同カンファレンス」等での心理実践実習開始のための諸準備を基に、第一実習施設における実習活動の目標を確認し、実習を行う。特に基本的なコミュニケーション能力の育成に努める。
    • 第2回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。 
    • 第3回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第4回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第5回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第6回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第7回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第8回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。 
    • 第9回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第10回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第11回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第12回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第13回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第14回 
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。
    • 第15回
      • 1年次後期における実習実践活動全体について、「心理実践実習自己評価票」を作成し、自身の実習活動について自己評価を加え、今後の実習実践活動の課題点を考える。


  • 担当時期:2013年度~2023年度

※公認心理師養成が始まり、通年であった臨床心理実習がⅠならびⅡに分割されて、2019年度から心理実践実習と同時開講扱いとなった学期がある。

  • 担当機関:東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科

 

臨床心理実習Ⅰ(心理実践実習Ⅱ)  半期(前期) 2単位 2年次

  • 英文科目名:Practical Training in Clinical Psychology 1 / Advanced Practical Training in Psychology 2
  • 担当教員:福田 周、小坂 和子、角藤 比呂志、篠原 道夫、前川 美行、長谷川 明弘、実習講師
  • テーマ・内 容
    • 心理実践実習Ⅰでの「第一実習施設」での実習に加えて、「第二実習施設」での実習を行う。担当ケースに関わる実習が中心となり、心理面接・心理検査など継続的な支援及び支援計画の立案などの継続性の視点と、多職種連携の学びを深める。
    • 計画の立案、継続支援、関係者連携など総合的な担当ケース実習を実践する。「第二実習施設」での実習から、支援分野の特性に沿った援助の実際を学ぶ。事前事後指導により、心理支援業務を独立して担当する。心理面接の継続と必要な連携を指導下で学ぶ。
    • 支援内容を授業内の「合同カンファレンス」や実習施設での会議等で報告し、検討する。その学びを学生間で共有する。また、学生は実習において経験した担当ケース実習について、学外の専門家によるスーパーヴィジョンを受けなければならない。 
  • 到達目標
    • 195時間程度の実習実践を通して、継続的な担当ケース実習の実践および高度の専門的技能の修得を目標とする。 
  •   授業時間外の学習(予習復習)
    • 実習後、毎回実習内容について「実習記録ノート」を作成し、提出する。
    • スーパービジョンおよび実習指導教員等からの個別の実習内容に関する指導を通して個別課題を設定し、次の実習活動の準備を行う。
  • 成績評価の方法・基準
    • 毎回の「実習記録ノート」、合同カンファレンスでの積極的参加度、学期末の「心理実践実習自己評価票」等を基にした課題達成内容による評価。全体評価の基準として、多様な担当ケース実習の実践と公認心理師としての総合的能力の修得の達成度を用いる。 
  • 履修者への要望
    • 再度心理実践実習マニュアルを熟読するとともに、心理実践実習Ⅰを通して設定した自身の課題について、意欲的に取り組む姿勢をもつこと。
  • 教科書:心理実践実習 実習指導マニュアル 
  • 参考文献等:適宜指示する
  • 備考
    • 公認心理師資格および臨床心理士資格科目である。
  • 授業計画
    • 第1回
      • 心理実践実習Ⅰにおける「心理実践実習自己評価票」と教員からの評価フィードバックを基に、「第一実習施設」における継続的な実習活動の目標を確認し、実習を行う。また、第二、第三実習施設における実習活動の事前準備を行う。
    • 第2回~第14回
      • 各実習施設での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して公認心理師としての総合的能力の全体共有及び指導を受ける。 
    • 第15回
      • 2年次前期における実習実践活動全体について、「心理実践実習自己評価票」を作成し、自身の実習活動について自己評価を加え、今後の実習実践活動の課題点を考える。


  • 担当時期:2019年度~2023年度

※公認心理師養成が始まり、2019年度から開講された。

  • 担当機関:東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科

 

心理実践実習Ⅲ  半期(後期) 2単位 2年次

  • 英文科目名:Advanced Practical Training in Psychology 3
  • 担当教員:福田 周、小坂 和子、角藤 比呂志、篠原 道夫、前川 美行、長谷川 明弘、実習講師
  • テーマ・内 容
    • これまでの実習機関での実習の継続と、第二・第三実習機関での実習活動を行う。また、これまでの実習機関における実習内容をさらに発展させ、要心理支援者への支援計画の実践やチームアプローチを学び、公認心理師としての基本的な水準の職務の習得を目指す。
    • 継続支援に主体的に取り組み、支援分野の特徴を理解し、多職種連携や地域貢献活動等に参加する。実習終了に関わる支援上の問題に対応する。これら実習実践内容について合同カンファレンスおよび実習施設の会議等において検討し、指導を受けるとともに、その学びを学生間で共有する。
    • 「実習記録ノート」の作成と提出、実習担当教員による巡回指導等を通して指導を受ける。また、学生は実習において経験した担当ケース実習について、学外の専門家によるスーパーヴィジョンを受けなければならない。
  • 到達目標
    • 195時間程度の実習実践を通して、多様な担当ケース実習の実践と公認心理師としての総合的能力の運用を行えることを目標とする。 
  •   授業時間外の学習(予習復習)
    • 実習後、毎回実習内容について「実習記録ノート」を作成し、提出する。
    • スーパービジョンおよび実習指導教員等からの個別の実習内容に関する指導を通して個別課題を設定し、次の実習活動の準備を行う。
  • 成績評価の方法・基準
    • 「心理実践実習自己評価票」等を基にした課題達成内容による評価。
    • 全体評価の基準として、継続的な担当ケース実習の実践および高度の専門的技能の修得の達成度を用いる。
  • 履修者への要望
    • 心理実践実習Ⅱを通して設定した自身の課題について、意欲的に取り組む姿勢をもつこと。
  • 教科書:心理実践実習 実習指導マニュアル 
  • 参考文献等:適宜指示する
  • 備考
    • 公認心理師資格科目である。
  • 授業計画
    • 第1回
      • 心理実践実習Ⅱにおける「心理実践実習自己評価票」と教員からの評価フィードバックを基に、第一、第二実習施設における継続的な実習活動の目標を確認し、実習を行う。また、第三実習機関における実習活動の事前準備を行う。
    • 第2回~第14回
      • 各実習機関での実習活動および「実習記録ノート」の作成と提出を行い、実習指導者および実習担当教員より指導を受ける。「合同カンファレンス」に参加し、発表や質疑応答を通して高度の専門的技能の全体共有及び指導を受ける。 
    • 第15回
      • 公認心理師としての社会的役割、職業的倫理および基本的態度について総括を行い、「心理実践実習自己評価票」を作成する。